「新反動主義」付録A: 新反動主義の関連テーマ年表
新反動主義に関連するテーマの歴史です。
自由の観点から民主制に対する君主制の優位を主張
また、フォン・クーネルト=レディンは自らを反動主義者と自称した
メンシウスに影響を与えた
1957年 スペンサー・ヒース『砦、市場、聖餐台』
1979年 リチャード・オースター&モリス・シルバー『企業としての国家: 政治的発展における経済的な力』
民主主義における制度的エントロピーの問題を指摘し、民主主義とは役に立つわけではなくコストが高いがそれ自体で価値を求められる消費財であると結論している
民主制より君主制・封建制の方が自由を守ると主張
ブライアン・カプランは、『選挙の経済学』で、
「民主主義で、有権者がミスってランダムに間違えたりするというだけなら、多くの人の投票を集計することで大数の法則により間違いが相殺しあっていい感じになる。
しかし、認知バイアスのようにランダムでない誤りがある。ランダムでないので集計しても相殺されず誤りが残る。 しかも、個々の有権者は自分の票がそこまで結果や自分の生活に影響しないことを知っているので、そのような認知バイアスを訂正するインセンティブがない (コモンズの悲劇、合理的無知)」
という議論を行った
民主主義を批判し明確な法的権利・所有権に基づく政体を提唱したメンシウス・モールドバグの最初の記事。
コメント欄を見るとメンシウスの考えはこのときからかなり固まっていたことが分かる
2009年4月13日公開 ピーター・ティール「「自由と民主主義が共存可能だとはもはや信じていない」」 , 「リバタリアンの教育」, Cato Unboundより (※明確に反動主義や君主制には言及していないが) 1920年代から女性参政権や福祉の受益者の増加により自由と民主制が両立しなくなったと言っている